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レーシック経験者が考える、安全に視力を回復するために絶対に知っておくべき3つのポイント

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ネット上でも、レーシックについての批判が高まってきていますね。

レーシック手術に注意呼びかけ、消費者庁 被害情報は5年で80件

そんな中で色々と知人の声もあり、自分の体験をふまえたレーシックを受ける前に気をつけるべきポイントをまとめました。ちなみに私は去年レーシックを受け、視力が0.1→1.2に回復し、今も全く問題なく裸眼での生活を送っております。なぜ自分は大丈夫だったのか、その原因の分析も合わせてどうぞ。

◆そもそもレーシックとはどういうものか

そもそもレーシックとはどういう手術なのかを前提として確認しておきます。

”レーシック(英語: LASIK)とは角膜屈折矯正手術の一種で、目の表面の角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する手術である。LASIKは、正式名称である "Laser(-assisted) in Situ Keratomileusis[1]"(英語・ラテン語・ギリシア語からなる)の略であり、「レーザー照射を本来の場所に収まったままの眼球に施し、角膜を彫り整えること」の語意がある。” レーシック - Wikipediaより

 

つまり、レーザーで角膜の外側の一部を削り、視力を回復させるというものです。レーシックそのものには失明をするようなリスクはなく、問題が起きるとすれば

  • 思っていたよりも視力が回復しない/視力が安定せず落ちる
  • 視力は回復したがドライアイや視力低下などで生活に支障が出る

という、2つのいずれかになると思います。

◆レーシックを受ける前に知っておくべき3つのポイント

医学的な範囲のことは私は専門ではないので、私個人の体験とネットでの声、また周りの同じくレーシックで快適な生活を手に入れた人から聞いた声をまとめたものです。科学的な根拠が必ずしもあるわけではないことをご了承ください。

 

1.手術前に検査をしっかり受けること

原因としては検査をしっかり受けないケースが最も多いんじゃないでしょうか。レーシックというものは誰にでも適応できるものではなく、視力やアレルギーだけではなく、目の角膜の厚さ、ドライアイの程度、また遺伝子検査なども含めた総合的な検査を通過して、医師から問題なしと診断された方のみが受けられる手術です。

レーシックというものがにわかに一般的になってきたことで、レーシック手術を受けられる病院は増えてきました。しかし、その分正しい知識が広まる前に安易にレーシックを受けてしまう人が増えているんじゃないでしょうか。

私がレーシックを受けた時は、検査だけでまる2〜3日を昼過ぎから夜まで行い、待ち時間もありヘトヘトになったことを覚えています。それくらい時間がかかりますが、その一方で「ここまで検査してくれるなら安心だな」と思ったものでした。

レーシックは正しく受けられれば、裸眼での快適な視力を取り戻すことができます。しかし身近になった分、安易な手術が増えてしまっているように見受けられます(駅の広告などにも◯万円からレーシック!などというものをよく見かけます)

安易に近くの病院を選ぶのではなく、しっかりと信頼できる病院で徹底的な検査を受けた上で、あくまで自己責任で受けるべきものなのだと思います。

 

2.安くて古い手術プランを選択しない

レーシックという手術自体がまだまだ発展途上ということもあり、数年でも技術が大きく進化していることもある日進月歩の世界です。つまりどういうことかと言うと、新しい機械を導入できる資金のある病院であるほど最新の安全性の高いレーシック手術を提供できることになります。逆に、小さい病院などだとそこで使われている手術の機械は大きい病院が使わなくなったものであり、中古もしくは最新のものよりかなり古いものになります。

おそらく巷で10万円を切る値段でレーシック手術を受けられる病院のほとんどがこのパターンにあてはまるんじゃないでしょうか。安い代わりに、安全性の高い最新の手術を受けることは当然できないわけですから、当然の帰結として手術後に後遺症が残る人は増えてきます。

もちろんレーシック手術が安くなり一般的になってきたことは良いことだと思います。しかし、一般的になってくるということは最新の手術ができるところとそうでないところの格差が生まれるということでもあります。大学病院などでもそうですが、常に最新の医療設備のある病院は本当に一握りの大きな病院のみであるように、レーシックにもこの構造は当てはまるのではないでしょうか。

安いのにはわけがある、これをしっかり肝に銘じておかなければ、大変なことになってからでは遅いんです。ちなみに私が調べた限り、最新の手術の相場は30万前後のようです。10万以下で受けられる手術にはそれなりのリスクがあることをくれぐれもお忘れなく。

3.手術のリスクをしっかり考える

1で検査の必要性を書きましたが、しっかりとした検査をして最新の設備の病院を選んで手術を受けたとしても、必ずしも100%の人が問題なしで終わるものではないことは忘れてはいけません。

たとえば、もし後遺症の残る人が1%だとしたら、100万人の人が受けたら99万人の人は問題なしですが、残り1万人もの人は何らかの問題を抱えて生きていくことになります。レーシックの技術が一般的になったとは言え、まだまだこのリスクはゼロにはできないものだという認識を持っている必要があります。

それでもやはり、裸眼での生活というものには強烈な魅力があります。事実、私もアレルギーがありコンタクトが付けられず、スポーツも制限され、裸眼視力は0.1以下という最低のコンディションで生活をしていました。どうしてもレーシックがなければクオリティ・オブ・ライフが低下する、という場合でない限り、安易な手術は受けないことをおすすめします。

 

◆レーシックの情報を集めて、悔いのない手術を受けてください

レーシックを受ける前に、しっかりと情報を集めることが何よりも大切です。

  • レーシックの手術料の相場はどれくらいか?
  • 病院の評判はどうか?
  • 検査はしっかりしてくれるか?
  • レーシックのリスクは何があるか?
  • そもそも自分はどうしてもレーシックを受ける必要があるのか?

私はレーシックを受ける前に、かなり徹底して情報を集めるようにしていました。その結果として選んだ病院で自分に合ったプランで手術を受け、今は裸眼で1.2ずつ後遺症なく見える快適な生活を送ることができています。

自分の一生を左右する目についてのことですから、後悔のないようしっかりと主体的に情報を集めてから手術を受けるようにしてください。そうすれば、きっと快適な裸眼生活(もしくはメガネorコンタクトかもしれませんが)が待っているでしょう。

 

安心レーシック 完全ガイド

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