私も日常的にマンガを読むのですが、これまでのマンガの王道は週刊誌に連載してから単行本化になるというものだったと思います。しかし、Twitterの出現によってこれまでの流れとは別の方法で人気のマンガが生まれるようになりました。そこで今回は、ネットで話題になって単行本化された知る人ぞ知る人気マンガをご紹介します。
Twitterから単行本になった話題のマンガまとめ
1.インドでキャバクラ始めました
日本のキャバクラで働いていた女の子がひょんなことからインドでキャバクラを任され切り盛りしていく奮闘記を描いたマンガ。インドならではのとんでもないハプニングがありつつも、周りの人に助けられながら何とかキャバクラを続けていく物語がコミカルでもあり、なんか人生って何とかなるんだなと励まされるよな気分にもなれるマンガです。ストーリーの展開はもちろん、主人公の女の子のキャラがなんとも言えない味があって良いですね。口から常にヨダレを垂らしているのが若干気になりますが(笑)
2.サラリーマン山崎シゲル
【6月4日書籍発売!】#サラリーマン山崎シゲル vol. 155 『山崎くん…私は今からどこかに運ばれるんだろうか…』 pic.twitter.com/SPwmkjurGt
— サラリーマン山崎シゲル (@hikaru_illust) 2014, 5月 20
めちゃくちゃな言動に振り回される上司とのやり取りを描いた1コママンガです。そのシュールな世界観がツボにはまる人が続出したらしく、単行本になるまでに至ったとのこと。「そうきたか!」と言いたなる、日常の中にあるものに対して何とも言えない目の付け所が爆笑間違いなし、1回読んだ時の中毒性はバツグンです。もはや有無を言わず1回読んでほしい作品。
3.ワンパンマン
webマンガとして人気になり、現在はヤングジャンプで連載されるまでになったこの作品。ワンパンマンとはヒーローである主人公のサイタマが強くなりすぎて常に的を”ワンパンチで”倒してしまうことから付いたタイトルです。
どこか抜けているサイタマがライバルがいないことへの葛藤を持ちつつ、周りのヒーロー達を巻き込み活躍していくストーリーがかなり面白いです。絵はアイシールド21の作者が描いており、作品全体にバトルマンガらしい迫力があります。私も単行本を全巻そろえているほどハマっているマンガで、次巻の発売が待ち遠しいです。
4. おしゅしだよ
すしマンガ10 #おしゅし pic.twitter.com/7nrQu7Jtlc
— ブレイクすんぜん♡やばちぁ (@memimimeme) 2013, 11月 7
Twitter上で配信されていたマンガで、主人公のおしゅし(お寿司のマグロ)がバイトで回転寿司のネタになるという何ともシュールな世界観が描かれています。なぜかマグロのくせに自分のことをおしゅしと呼び、他のネタの友達との会話がなんとも言えない笑いを呼び起こしてます。画風も下手くそなような狙いすましたシュールな雰囲気を出している。ゆるーいキャラに癒やされつつ笑いがほしい方にオススメ。
5.ニーチェ先生
コンビニの深夜バイト店員としてやってきた”さとり世代”の異端児ニーチェ先生が繰り広げる騒動をコミカルに描いた作品。ニーチェ先生の由来は第一話で「お客様は神様だろうが!」と言った客に対して「神は死んだ」と反論したことから付いている(ドイツの哲学者ニーチェの名言)。
態度の悪い客を追っ払うために防犯ブザーを突きつけたり、怖いもの知らずの言動で周りの店員がヒヤヒヤしながらもなぜか名物店員として活躍するニーチェ先生。さとり世代はここまで来たか…と思わずにはいられない作品。現在は単行本が2巻まで出ているが、私はもちろんどちらも購入して読んでいる。なぜか定期的に読みたくなるマンガだ。
以上、いかがだったでしょう。今はネットがあれば本屋で買わなくても面白いマンガと出会えるようになっているのは間違いなく、むしろネットから人気になったものはハズレが少なくどれも面白いマンガであることが多いようです。今持っているマンガにもなんとなく飽きてきたな、というマンガ好きの方、ぜひチェックしてみてください。